28歳にもなって、精神障害なのもあるが
B型作業所で月2万〜3万2千円くらいの給料だ。
早い話、これが俺の実力だということだ。
家族や障害者の年金はあるが、それ以外で、自分自身で稼いでる金はこれだけだ。
それは、精神障害者にしては、よくやってるよ。という見方もあるだろう。
精神科で働いてる人からしたら、別にそんなに一生懸命やる必要ないよ年金もあるわけだし、生活は病院が面倒看てくれるんでしょ?という人もいる。
だが、俺からしたら、精神障害だろうがなんだろうが、俺の現時点の仕事に関しての実力は給料は2万円〜3万2千円というレベルだと自覚したのだ。
ああ、僕は28年間生きてきて、今、この程度の給料なんだ。と、俺は色々やってきたけど、こんなもんなんだと。全然大したことないやんけ。となったわけだ。
俺の心の清らかさは3万円なんだ。俺の心の汚れは3万円なんだ。
俺にとっては不気味で逃げ出したくなるような対象も、月20万稼いでる人間からしたら米つぶのように小さな現象なんだと。
僕が今まで色々やってきて、考えてきて、行って、時には人を殴り倒したことさえ、それら全て、今、3万円なんだと理解した。
僕は僕のあらゆる全てを、全然大したことないやんけ、で把握した。今までのようにやっていてもずっと大したことないまんまやないの?なら何をすればいい?
その何をすればいい?というのは今までの僕も色々やってきてはいたんだ。だが、それが生ぬるかったわけだ。なら、今の僕には大きすぎる世界を、理解しないといけないんや。その大きすぎる世界に飛びださなければならないんや。それをどうするかや。
B型作業所通所・精神科
治療抵抗性統合失調症
精神障害者手帳2級
いわみつ
漢字検定準1級所持者
Word3級所持者
産業能率大学情報マネジメント学部現代マネジメント学科在籍中。
過去、養鶏場や木材会社、清掃、椎茸栽培など13箇所の職場を転々とする。
18歳で高校を卒業後、22歳までに111冊小説を読む。精神科に入退院を5回する。27歳からちゃんと働き始める。現在は漫画やCD、DVDを買いまくりさにあけくれている。