今日は天気が良かった。
まるで木漏れ日から溢れ出る眩い光が全体的に散らばっている様な、まだ春にもなっていないのに、夏の始まりを感じるような暖かな日射しだった。
【今でしょ！林先生の言葉を考える会】
僕は林先生が初めてテレビに出てきた時、あまり好きなタイプではなかった。唇を尖らせて、何かを持ち上げるように手を上げて「今でしょ！」バカじゃないか、と思った。
しかしテレビで、金スマで林先生の特集がやっていて、僕はそれを最初から最後まで全部観た。この人は東大なのか、銀行で働いてたけど、この銀行は潰れると予測してやめたりしてたのか、けっこうすごいんだな、と思った。
今でしょ！←僕はこの言葉を今は理解したと思っている。変わるなら今しかないのだ。今10点なら、いつまでも10点なのだ。今20点にならなければならないのだ。今30点にならなければならないのだ。
例えば、本が10冊あるとしよう。今10点の人間が、本をめちゃくちゃに床に置いてるとしよう。今、10点の人間が、【いきなり】20点の人間になるとしたらどうするか。本を10冊ちゃんと並べることだ。本を10冊並べられたら、もう20点になったのだ。
では20点の人間が30点になるにはどうするか。床ではなくて、本棚に10冊並べることだ。これができたらもういきなり30点の人間になったのだ。
では30点の人間が40点の人間になるにはどうすればよいか。本棚に入れた本は3冊が小説、3冊が漫画、4冊が歴史書なのだ。それをちゃんと分けて本棚に並べることだ。これでもういきなり40点の人間なのだ。
では40点の人間が50点になるにはどうすればよいか。この10冊の本を、前にどこまで読んだか、全て把握することだ。ああ、この小説は30ページまで読んだんだな。この漫画は40ページまで読んだんだな。など、読んだところを全て把握することだ。これで50点の人間になる。
では50点の人間が60点になるにはどうすれば良いか。現時点では、この10冊の本はまだ読み終わっていないわけだ。【3ヶ月で全部読もう！】とA4紙に書いて、壁に貼ることだ。それを実行することだ。これで60点の人間になる。
〜こうやって、今、10点いきなり変わること、が今でしょ！なのだ。今、いきなり10点上がらなければ、10点のままずーっと行くのだ。だから今いきなり上にあがることだ。
追記:この思想は大分前の思想です。春より前なので、初めの詩は「まだ春は来てないのに」です
