にくブログ

にく✧

悦に浸る蟹

しつこいようだが

君はそこでいつものように

美しく儚い花をチラ見しているのかい?

偉大な人は花を得ようと思わないよ

結果的に花を得るのだ

 

小鳥食べたいな伯爵はそう呟くと

背筋を伸ばし誓いを述べる

 

全く新しい世界な気がしても

我々が普通に生きていく

それはあんまり変わらないもんさ

 

なんでお前そんなことばっか言ってんの大師は、一言

派閥っていうもんは普通なんだね

 

春の燈火の見えない最中で

また真新しい夏を思い描く

彼らの背後にはいつかの哀愁が混ざりあっていた