しつこいようだが
君はそこでいつものように
美しく儚い花をチラ見しているのかい?
偉大な人は花を得ようと思わないよ
結果的に花を得るのだ
小鳥食べたいな伯爵はそう呟くと
背筋を伸ばし誓いを述べる
全く新しい世界な気がしても
我々が普通に生きていく
それはあんまり変わらないもんさ
なんでお前そんなことばっか言ってんの大師は、一言
派閥っていうもんは普通なんだね
春の燈火の見えない最中で
また真新しい夏を思い描く
彼らの背後にはいつかの哀愁が混ざりあっていた