にくブログ

にく✧

2023-07-19から1日間の記事一覧

2014年10月12日に書いた詩

「孔」 憧れを追い駆ける時の虚しさその中でしか見つけられない理由わけを求めていることいつからか僕の片手には孔が開いていたその寒さの中で屈まっている君よなんて空疎で大きな足跡だろう君はあの大きな木の幹に凭もたれどう足掻こうとも竦んでしまう脚を…

2014年9月27日に書いた詩

「刹那」 軽い重さを背負いながら 独りで坂を上る軽さは風のように 重さは物語のように行方は光と闇に分かれ 両方とも人がいる白い旗と黒い旗が 船に刺さり 古くなるミイラが云う 苦しみは生きている事を確かめる手段砂漠の氷が 光で輝き 闇で溶け 両方でも…